三七人参ってなに?
三七人参とは、中国雲南省が原産のウコギ科の多年草で、高麗人参などと同じく人参の一種で三七人参は現存する人参属植物の中で最も原始的と推定されております。特に、根の部分を乾燥させたものが一般的に三七人参として知られています。
別名「田七人参」とも言い日本では田七人参の名でよく知られてます。古くから止血作用や血流改善作用があるとされ、漢方薬や健康食品として利用されてきました。サポニンが豊富に含まれており、健康効果が期待されています。
三七人参は中国南部の雲南省や広西省などの標高1,200m~1,800mの地域で栽培されてます。私たちは雲南省文山地区で生産を行っています、三七人参根は収穫できるまでに三年~七年程度の期間がかかります。
昔は非常に高貴な生薬であることから、「金不換(金にも換えがたい)」と言われ、宮廷への献上品や軍の特需品としても珍重されてました。

三七人参の効能
三七人参(さんしちにんじん)の効能は多岐にわたり、以下のような健康効果が期待されています
主な効能
・肝機能の改善 サポニンが肝細胞の再生を促し、肝臓の働きをサポート疲労感や倦怠感の軽減に役立ちます
・免疫力の向上 有機ゲルマニウムやアルギニンが免疫細胞(ナチュラルキラー細胞やマクロファージ)を活性化し、風邪や感染症に強い体づくりを支援
・血流の改善 フラボノイドやサポニンが血液をサラサラにし、動脈硬化や冷え性の予防に効果的
・更年期障害の緩和 ホルモンバランスを整える栄養素が含まれており、女性の更年期特有の不調(疲れ・冷え・骨粗しょう症など)にアプローチ
・血糖値の調整 パナキサトリオールが筋肉での糖代謝を改善し、糖尿病予防にも期待されています
三七人参の使い方
・サプリメントや粉末やお茶に加工しての摂取が一般的。苦味があるため、カプセルタイプや錠剤タイプが飲みやすいです
・即効性はなく、2〜3ヶ月の継続摂取で効果を感じる人が多いです
・妊娠中・授乳中の方や、服薬中の方は医師に相談を
・田七人参は、特に「お酒や脂肪分の多い食事が多い人」「更年期の不調が気になる人」「風邪を引きやすくなった人」におすすめいたします
三七人参の成分
成分名 | 特徴・働き |
---|---|
サポニン(7〜12%) | ジンセノサイドRg1, Rb1, Rg2などが中心。抗酸化作用・血流改善・免疫調整など多機能 |
デンシチン | アミノ酸の一種で、三七人参特有の止血作用を持つ |
フラボノイド | 血管を強化し、血液をサラサラにする働き |
有機ゲルマニウム | 免疫力を高め、ウイルス感染予防に寄与 |
パナキサトリオール | 筋肉での糖代謝を改善し、血糖値を下げる効果 |
田三七ケトン | 心臓疾患やコレステロール低下に効果があるとされる成分 |
ビタミン類 | A, B1, B2, Cなど) 皮膚や粘膜の健康維持、抗酸化作用 |
ミネラル類 | (鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなど) 代謝や免疫機能の維持に不可欠 |
成分名 | 特徴・働き |
---|---|
サポニン(7〜12%) | ジンセノサイドRg1, Rb1, Rg2などが中心。抗酸化作用・血流改善・免疫調整など多機能 |
デンシチン | アミノ酸の一種で、三七人参特有の止血作用を持つ |
フラボノイド | 血管を強化し、血液をサラサラにする働き |
有機ゲルマニウム | 免疫力を高め、ウイルス感染予防に寄与 |
パナキサトリオール | 筋肉での糖代謝を改善し、血糖値を下げる効果 |
田三七ケトン | 心臓疾患やコレステロール低下に効果があるとされる成分 |
ビタミン類 | A, B1, B2, Cなど) 皮膚や粘膜の健康維持、抗酸化作用 |
ミネラル類 | (鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなど) 代謝や免疫機能の維持に不可欠 |
特徴的なサポニン構成
三七人参に含まれるサポニンは、高麗人参とは異なる種類が多く、ジンセノサイドRa, Rb2, Rd, Re, Rg1, Rg2などが確認されています。これらはそれぞれ異なる生理作用を持ち、複合的に健康をサポートします 三七人参は、単なる滋養強壮だけでなく、血液・肝臓・免疫・糖代謝など多方面に働きかける成分が豊富です